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2007年10月30日 (火)

特別支援学校の職業教育~大阪府立たまがわ高等支援学校(大阪府)~

どの様に生まれようが、どんな状況におかれようが、社会の一員として自らを確認し生きる意味を見出すためには、出来うる限り「雇用」を進めていかなくてはならないと思う。その入り口の1つは障がい者の雇用政策であり、僕のライフワークでもあります。

さて今回は、特別支援学校の視察に行きました。雇用に繋げていくためには、教育機関との連携が不可欠なのです。今回は、大阪府立たまがわ高等支援学校(平成18年4月1日開校)です。

この学校は、知的障がいのある生徒の高等部だけの学校であり、3年間で社会で働く力を身につけることを目的としています。玄関を入ると、まず驚かされるのはタイムレコーダーがあることです。教師の玄関ではないので、誰が使うのかと思えば、生徒が使っていると言うのです。社会で働く基本は「何よりも、時間をしっかり守ること」ここから全てが始まると原田哲次校長先生は語っていました。最初は遅刻する生徒が多かったそうですが、今では遅刻する生徒はわずかになっているそうです。

20071005144759_2 (生徒用のタイムレコーダー)

生徒は比較的軽い知的障がいのある子供を対象としており、3つの専門学科を設置しています。福祉・園芸科(福祉分野・園芸分野)、ものづくり科(産業基礎分野・食品生産分野)、流通サービス科(バックヤードサービス分野・オフィスサービス分野)です。専門学科の実技のため、校内には各種の施設が整備されています。

ジャムやクッキー・家具や置物を作る実習室、飲食店・流通施設のバックヤード、ハウスクリーニングの実習等、正しく実践訓練の場がそこに存在しているのです。課題として残っているのは、施設における実習室の運営コストが、ことの他高いという点です。多量につくる、多量にこなす、多量ゆえにコストがかかるということです。そのための予算が、教育予算として充分考えられていないということです。

生徒たちは実習の後に、企業に実際の研修に出向くことになります。学校サイドと企業との連携が上手くいっていないと、受け入れ環境を作ることができません。昨年度は、教員が379社の企業を戸別訪問し、37社の研修先を見つけています。今年度は400社訪問し、40社の内諾を得ているそうです。教員が単純に科目や実技を教えるだけでなく、企業との関係を築き、正しく人材の営業マンとして活動するこがもとめられているのです。教員が単に教えるということだけでなく、社会との接点となり、実社会に障がい者を導くための努力がなされているということです。学校とは施設だけでなく、やはり人なのですね。

卒業生が、職場を探す時に、こうして研修の受け入れに協力してもらえた企業に、まずはトライアルででも雇用してもらえればいいのですが・・・、原田校長は言っていました。卒業時に就職先を見つけることが出来なかった生徒に対し、卒業後にどのようにサポートをかけていくか、また就職した生徒に対してもフォローアップをどうしたらよいか、課題は付きません。しかし、走りながら考え、考えながら行動する。積極的な学校なのです。

障がい者の雇用を考える時に、1人1人の特徴・特性をデータとして、企業等の職場に提供できる体制をとることが、雇用の確保につながることになると思う。個人情報保護との関係をしっかりさせることは、当然、必要なことですが。本気で、労働・福祉行政が、学校が、企業が、地域が、そして何よりも政治家が、障がい者の雇用政策に取り組むことが必要なのです。

10月 30, 2007 視察報告 | | コメント (1)

2007年10月11日 (木)

公職選挙法の勉強会

僕たち政治家にとって、マスターしなくてはならない法律の第一は「公職選挙法(公選法)」です。通常の政治活動、政党活動、選挙活動、これらの活動のあり方が決められている。

4月に行われた統一地方選挙の際も、「公選法」は時代にかみ合わない感覚を持っていたけれども、参議院選挙によって更に、実感が高まった。本質がどこにあるのか、何処から先が、法違反なのか、神奈川県選出の1期生(神奈川83会)で、勉強会を行っている。

・ボランティアって何処までをさすのだろう

・マニュフェストの配布は何処まで認められるのだろう

・政党事務所と選挙事務所の役割分担はどうするのだろう

改めて考えれば、いろんな課題が実は見えてくる。しばらく現況の「公選法」をしっかり確認するとともに、「公選法」の全面改正にむけて議論を深めていきたいと思っています。

10月 11, 2007 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0)

2007年10月10日 (水)

予算委員会(H19.10.9)

福田内閣における初めての予算委員会が、衆議院第一委員室で行われている。この予算委員会は総理、全閣僚が出席する予算委員会で、HNKの生中継も入っていた。そんな中で、福田総理の答弁は冷静沈着、落ち着いたものであった。

第一日目の予算委員会、野党として最初に質問に立ったのは、年金で有名になった民主党の長妻昭議員です。しつこいと思われる質問にも福田総理は、エキサイトすることなく冷静に応えてる。どんな場合でも低姿勢。ひたすら低姿勢、予算委員会の答弁を見てもそれはわかる。

社会保険庁があまりにずさんな働き方をしていたこと、これは長妻議員と考えが一致している。そして、信頼を失った年金は、国家的危機につながる、ということも同意見だ。当然、異なる考えのところもある。

とにかく予算委員会を通じて、国民の皆さんに与野党の考えの違いを確認してもらいたいと思う。、

10月 10, 2007 本会議・委員会報告 | | コメント (8)

2007年10月 5日 (金)

ドッグラン~花園中央公園(東大阪市)

「動物と人間との共生」が政治家福田峰之のテーマです。

今回は、あの有名な「近鉄花園ラクビー場」に隣接する「花園中央公園(大阪府東大阪市)ドッグラン」を視察しました。野球場、ラクビー場、球技広場などがある総合公園の一区画にドッグランはありました。入り口周辺の柵には、ドッグランの看板があります。入り口は二重扉となっていて、犬同士のお見合いの場だ。その上で、ランの中に入れば、トラブルは当事者間での解決が前提となっている。このドッグランは、市民要望、議会要望を通じ、平成16年から試行されている。

20071005151732  20071005150951 

中に入ると、芝生が生えているフィールドになっている。芝がはげている場所も多少はあるのですが、適切な長さにしっかり刈られている。遊水地の一部がとび出していて、涼しさをかもし出している。そのかわり、日陰の部分が無く、大型、小型犬のエリア分け、水のみ場、おしっこスペースも無い。椅子が周辺部に何個が設置されている。

20071005150901  20071005150928

現在は、試行期間ではあるけれども、東大阪市内に広げていく為の準備期間とも言えます。

平均すると1日約30人が利用し、主に、午前中と夕方の利用者が多い。管理は公園自体の指定管理者である市公園協会が行っている。しかし、ランは無人管理であり。24時間利用可能だ。街路灯があるわけでないので、暗いと月明かりだけになってしまう。管理としては、年に数回、ラン内の草刈を行うぐらいだという。

そっと教えてくれた。もともと、柵は低かったが、大型犬が乗り越える危険があるという提案のもとに、柵を高くしたそうです。

東大阪市内には公営ドッグランは、ここしか無いそうです。各地域にドッグランがつくられ、犬の飼い方に対するモラルの向上につながればいいと思う。動物と人間との共生をいかにつくり上げるか、これは大きなテーマです。

視察に行ったときに、クリームロング毛のミニチュアダックスフンドが遊びに来ていた。手を出すと椅子の後ろ側に隠れてしまう、何ともかわいい犬でした。

10月 5, 2007 視察報告 | | コメント (2)

2007年10月 3日 (水)

本会議(H19.10.3)~代表質問~

国会は、衆議院本会議での代表質問に入った。今日の質問者は民主党鳩山幹事長、長妻議員、自民党は伊吹幹事長です。総理も始めて経験する首相としての答弁です。最初は緊張していたよう・・・。話すうちにだいぶ落ち着きを取り戻していたように思う。

さて、鳩山幹事長は責任追求の権化のような質問が行われ、一方で長妻議員は、年金問題と天下り問題に終始していた。しかし、共通して言っている事は。直近の選挙において、民意は民主党にありと有権者が言っているので、民主党の言うことを聞くべきだ。そして、早期に解散するべきだ。

おかしな話だと思う。何故なら、先日までは、衆議院選挙が直近の選挙であり、自民党が多数を占めていた。しかし、民主党は、少数意見を聞くべきだ。人数が多いからと言って、矢継ぎ早に審議を進めるのは、多数の横暴だと。

明らかに、前に言っていたことと違う。自分の都合に合わせて、ロジックが変わるのです。一体、何を考えているのか良くわかりません。

伊吹幹事長の質問は、「国民の皆さん、そして野党の皆さん」と呼びかけ、総理への質問と同時に、国民に自民党の考えを伝えていた。昨今の質問の中では、迫力、内容とも、ベストであったと思う。

総理は、民主党に対して「とにかくいい国にするために話し合いましょう」と何度も呼びかけている。ここまで、協議を求めている姿勢に野党は何も反応しないのでしょうか。明日も代表質問が続きます。

10月 3, 2007 本会議・委員会報告 | | コメント (2)

2007年10月 1日 (月)

本会議~所信表明演説~

福田康夫総理の所信表明演説が、衆議院本会議で行われた。まさか、1つの国会で2回の所信表明演説を聴けるとは思わなかった。一言で言えば「落ち着き払った、貫禄ありの所信」ということだろうか。いつもホームランばかり狙っても、チームは良くならない。バントで積み上げを行ったり、守備を固めたり、チーム運営は時と場合により異なるものだ。しばらくの自民党は手堅いチームであるべきだ。格差が出ているところを修正し、地方も都会も、老いも若きも、男も女も、障がいがある者も無い者も、対立軸ではない関係を作り出さなくてはいけない。理想と思われようが、対立すると思われる両者が共に反映する日本をつくらなくてはいけない。難しいで片付けるわけにはいかないので、一歩づつ着実に解決策を見出し、実行する内閣、そして自民党でありたい。代表質問が3日から始まることになる。最後に民主党の議員が、総理の演説中に「解散しろ。解散しろ」とうるさい。民意を反映していない総理だから「解散しろ」と。衆議院議員の任期は4年となっている。基本は4年間で、国民生活を向上させる政策を立案し、実行することにあると思う。

10月 1, 2007 本会議・委員会報告 | | コメント (5)