目的税と一般財源
道路特定財源の根源は揮発油税、自動車重量税、自動車取得税などによって集められる税金です。つまり、特定財源は目的税により成り立っているのです。目的税とは、使用目的が最初から定まっている税金です。僕は目的税という手法そのものに違和感を覚えます。「代表無くして課税無し」。税金の使い道は、納税者の代表たる議員によって、決めていくことだからです。時代の変化と共に、予算編成は優先順位が変化するものです。ある時代の先輩議員が目的税をつくれば、将来の議員は使い道の議論に制限が加わり、それに縛られることになります。最初から使い道が決まっている税源は、議員が議論することも出来ません。どんな税金でも、使い道を決めて集めることをしてはいけないと思います。それは議員自らが、本来の役割を否定することに繋がると思う。例えば「消費税を福祉目的税にする」という考えもありますが、僕は反対です。使い道を定めない税金で、一般財源をつくり、今に生きる議員の議論によって定めていくことだと思います。
12月 20, 2006 政策・理念 | Permalink
コメント
税制の仕組みを根底から覆すような話であり、巨額の国家予算をではどう編成するのか、その時の税制はどうするのか対案も示さぬままでは単なる思いつきの呟きにすぎず、政治家と思えません。
道路特定財源の見直しについての政府与党合意は道路に充てたあとの残りは一般財源に回すということのようです。また、増税となっている暫定税率も据え置くというもので、道路族には痛くも痒くもない玉虫色の内容です。これについての福田さんの受けとめかたが、特定財源には違和感を感じるという、なんとなくなコメントなのでしょうか。
投稿 8区有権者 | 2006/12/23 14:54:17
↑8区有権者とやら、ウザいよ。
個人的な質問は、メールでやってくれ。
ふくだ先生は植毛野郎とは違って、年末も大忙しなのですから。
投稿 ふくだ部隊 | 2006/12/28 12:37:36
いま大きな関心事となっているいわゆるガソリン税の暫定税率を含む租税特別措置の問題について福田さんは未だこのブログに見解を示されませんが、一年ちょっと前にこのようなことを述べられていましたね。
ガソリンの値下げというのは民主党が意図してそこだけを切り出しているのであって、本質は道路建設を他の公的支出と切り離して特権化させてよいのかどうかという問題であると思います。更に政府・与党案はいまこの状態をさらに10年間も固定化しようというものと言えそうです。確かに余ったものは一般財源に回すという仕組みにはしましたが、先に示された計画によれば殆どを道路建設で使い切るというものになっていますので。
1年ほど前の福田さんのコメントはおよそ目的税というものに違和感を覚えるというものです。今の時代の議員が税金の使途を長期に固定してしまえば将来議員はそれに縛られ裁量の範囲が狭まってしまうのは良くないことだと述べられていますが、福田さんもいまそれをやろうとしていることになりませんか。今の政府・与党案をどのように評価されておられるのでしょうか。
投稿 8区有権者 | 2008/01/26 11:40:20