政府系金融機関
政府系金融機関の再編議論が終盤を迎えています。民間の金融機関が手を出せなかった部分を政府系金融機関が担っていると、擁護する人もいます。政府系金融機関が何故、民間金融機関に出来ない分野を扱えるかと言えば、それは国で集めたお金を利用しているからです。社員が民間に比べて、極めて優秀なわけでもないし、市場から有利な資金を調達しているわけでもない。だとすれば、民間金融機関に国で集めたお金を渡せばその機能を発揮してもらえるはずです。過去において政府系金融機関という組織、あるいはそこで働かれてきた職員の皆さんが果たしてきた役割は大きいと思いますし、否定するつもりもありません。しかし、将来を考えれば、政府系金融機関は当面1つに、そして近い将来、全てをやめる決断が必要だと思います。
コメント
政府系金融機関にとどまらず,小さな政府に向かうことは賛成です。これまでの補助金等に頼った異常な政府依存社会はおかしいですから。地方も政府に頼らない自立した自治振興が必要です。全ての省庁が地域振興の名目で補助金をばらまき、関連財団を設立してきた。異常な肥大化です。夜警国家的なものが理想だと思います。横浜の地域振興もどうするか、鉄町の振興策はあるでしょうか?
投稿 鉄の村人 | 2005/12/01 7:54:37
役所の縦割りで融資機関を持つ非効率は今や論外ですが、政府系金融機関が使命を終えつつあると言えるのは民間の金融機関の「改心」もあってこそだと思います。その改心とは何も自発的なものではなく、企業の資金調達の手法が銀行からの借り入れ一辺倒ではなくなってきたことによって迫られたものなのではないでしょうか。そういう意味で民間銀行のビヘイビアに対してもまだまだ充分な信頼は置けません。銀行がバブルの時に無定見に貸し込みをした挙句に危機に陥り、今度は貸し剥がしに走ったことはまだ記憶に新しいところです。担保無くしては融資しないのではベンチャー企業は育ちません。中小企業や農漁業などにも依然として政策的必要から低利の融資もしたいかも知れませんが、それを民間銀行に委ねてどう担保するのでしょうか。油田・ガス田開発といった長期かつリスクも伴なう事業への融資は誰が負う?政府系金融機関を将来的には全面的になくすと仰いますが、ODAのような他国への開発援助的融資はどこがおこなうのでしょうか?
事はそう単純ではないように思います。
投稿 8区有権者 | 2005/12/03 10:29:05