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2008年6月27日 (金)

タクシーチケットと残業

官僚のタクシー深夜帰宅が新聞紙上を騒がせ、大量の処分が発表された。「居酒屋タクシー」誰が命名したか、わからないけれど、フィットした名称だと思う。タクシー運転手から現金、金券を受けるなどは、もっての他だと思う。公僕として、やっていいことと、悪いことの判断が出来ないことが嘆かわしい。「そんなこともわからないのか・・」福田総理が呆れるのも無理ない。

タクシー問題は、表面の出来事だけで判断してはいけない。何故、こんなに残業が起こりえるのか。何故、こんにタクシーを必要とするのか。いろいろな角度から、一つの物事を捉えることが、必要だと思う。

電車で帰れるのにタクシー帰宅は認められない。ましてや、タクシーで帰るために、仕事が終わっているのに、残っているなど考えられない。お菓子であろうが、ビールであろうが、ジュースであろうが、飲みたいなら、食べたいなら自分でタクシーに持ち込めばいい。お腹に入るもの、現金類は受け取ってはダメだ。

どうしても、残業になり、タクシーで深夜帰宅する官僚が、寝て帰るために、説明しなくても、自宅を知っている顔見知りのドライバーを呼ぶことは理解できる。

僕も知っているけれども、本当に良く働く官僚が多い。でも、その働き方、拘束のされ方を振り返る必要はある。国会開会中には、国会議員からの質問通告が来ない時は、ひたすら待たされる。質問が来ると、内容を整理し、大臣、副大臣、政務官に説明するための資料をつくる。野党議員が、わざとなのか、質問通告を早くよこさない。よこせばまだいいが、当日までよこさない。前日夜に、資料請求、質問通告をしている民主党の議員はいませんか・・。いたら、タクシー帰宅の原因をつくっているのはその人です。自分の存在意義の為に、質問趣意書を乱発している野党議員はいませんか。いたら、タクシー帰宅の原因をつくっているのはその人です。

国会閉会中でも、予算のシーズンは、交渉ごとでもあり、1つをいじると、全体が変わる。帰る時間も惜しみ、役所で眠る。人員が少なければ、一人が踏ん張るしかない。

こんな現実をどれだけの人が知っているのであろうか。官僚の悪い部分だけを取り上げて、批判し、大変な部分、がんばっている部分は目をつむる。こんな、世間の批判で日本社会が良くなるのであろうか。

僕は「自民党無駄遣いプロジェクトチーム」に所属して、無駄遣いを徹底追及している。組織温存のために官僚が税の無駄遣いをすることを、絶対に許さない。この厳しさと共に、冷静な評価をしていくことが大切だと思っている。

国家公務員1種試験の受験生が減っている。社会の為に働きたいという優秀な人間が、官僚の世界に入らない。これは日本にとって、プラスなのか、マイナスなのか、歴史が判断することになる。批判と評価のバランスを意識する社会であって欲しい。

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