2017年7月 6日 (木)

横浜市会議員緑区補選「おてき彰」自民党公認へ

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7月30日に横浜市長選挙と横浜市会議員緑区補欠選挙が行われます。緑区は僕の選挙区であり、候補者を出さずに不戦敗というわけにはいきません。急なことでありますが、自民党の候補予定者として「おてき彰」が7月3日に自民党横浜支部連合会から公認されました。「おてき彰」は、僕の公設第一秘書として政策、街づくりに深く関わってきた有能な秘書であり、僕の右腕として支えてくれていた人物です。

僕の掲げる水素エネルギー社会構築を横浜市で、そして緑区で実践するために「緑区水素タウン構想~横浜北部地域の活性化」を掲げて市政にチャレンジをすることになりました。水素エネルギー政策を取りまとめる作業を手伝っていたので、政策に詳しいことは間違いありません。

おてき彰の政策「緑区水素タウン構想」を実現させるためにも大きな支援の輪が無ければ具現化することは出来ません。「おてき彰を支援する会」の会員(横浜市緑区民)募集していますので知人にお声がけをして頂ければ幸いです。お声かけして頂いた方のお名前、連絡先等をinfo@otekiakira.comまでご連絡ください。また、今後のイベントにもご参加下さい。
【おてき彰プロフィール】
昭和42年生まれ。高校卒業後、単身イタリアに渡り、ローマにて飲食ビジネスに従事。帰国後は横浜市を中心にイタリアレストランの運営及びコンサルタントを中心とし、介護事業などのビジネスにも携わる。平成24年衆議院議員ふくだ峰之公設第一秘書に就任。政策・街づくりと有権者と国政との橋渡し役を務める。
【事務所】 
住所:横浜市緑区中山町157 (JR横浜線 中山駅 横浜銀行前)
電話:045-532-8893
Mail:info@otekiakira.com
【今後のイベント】
①おてき彰を支援する会 事務所開き
7月14日(金)10時 おてき彰事務所
②演説会
7月15日(土)18時 横浜市緑公会堂(JR横浜線 中山駅徒歩10分)
③出陣式
7月21日(金)10時 おてき彰事務所 

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2017年7月 5日 (水)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故⑦

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「世界初!水素燃料電池コンサート、新たな歴史をつくる」
5月29日(月)世界でまだ誰も経験したことのない水素によって生み出された音楽という領域に入るのです。日本武道館の前面にはトヨタMIRAI(シルバー)、ホンダ・クラリティ(ホワイト)が置かれ、ここから野外販売所の照明用電気が供給されています。SUGIZOのギターアンプ用電源として使用するクラリティは、武道館にさらに近い場所に設置されています。前面のクラリティ(ホワイト)は、アンプ電源用の予備車としての位置づけもあります。ギターアンプの電源が使えなくては、コンサートそのものが開催不能となってしまうからです。

前面にあるFCV車2台は購買宣伝のために設置しているわけではありません。FCVは宣伝する必要が無いほど、予約で何年待ちの状況にあります。あくまで、電源車両ということを理解してもらえないと、宣伝料をイベント会場から請求されることになりかねません。国民に、適切な管理による水素の安全性、環境性、水素エネルギー社会の意義を伝えるための電源車両です。

多くの来場者が、もの珍しそうに前を通るとスマホで写真を撮っていきます。2台のFCVにはLUNASEAのマークが張られていて、それを撮影していようです。東京モーターショーにFCVが初めて登場した時よりも撮影している人が多かったかもしれません。この車が水素燃料電池自動車で、今日のコンサートの電源車両になっていることを知っている人は、話した限りでは、ほとんどいません。僕はにわか説明員となり、撮影している人に「この車は水素燃料電池自動車、水素でつくられた電気で動いているんです。今日のコンサートに必要な電気の一部は車でつくられていて、SUGIZOのギターアンプはクラリティというこの車からの電気ですよ」と語りかけました。「へぇーSUGIZOらしいね」との反応もあり、都合50人には説明したと思います。今回は時間的制約や初めての経験ということもあり、説明用のボードを用意するすることが出来ませんでした。次回、水素燃料電池コンサートを開催する場合はボードを必ず用意したいと考えています。

SUGIZOのギターアンプ用クラリティは、設置場所から電源コードでステージまでつながっています。窓の脇を通り、地面を這い、壁を這わせた、80メートルくらいの長さのコードの行方をステージまで追っていきました。誰かが躓いてコードが抜けたら大変なことになります。僕が武道館に着いた時は、本番同等のリハーサルをほぼ終えた頃で、無事演奏が出来ているという報告も受けたので一安心です。

トヨタ、ホンダはFCVを朝早くから会場に運び既定の場所に配置し、電源供給が出来る状況をつくり、リハーサルに参加していて、本当に準備が大変だったようです。水素社会実現のために企業としての最大の協力をしてくれています。自社の車を売りたいとか、宣伝したいとか、そういうことではないのです。コンサートだけの事を考えれば持ち出しであることは間違いありません。ホンダの担当者に「もし、途中で電気が供給出来なくなって、ギターの音がいきなり出なくなったらどうなりますかね?」と話しかけると「不吉な話は勘弁して下さい」と怒られました。

視察を終えて、コンサートの始まる15分前に座席についたのです。武道館の照明が暗くなり、いよいよコンサートが始まりました。まばゆいばかりの照明、エレクトリカルなサウンド、歓声、武道館ならではのライブスタジオ調の盛り上がり、心が躍ります。SUGIZOも登場し「ジャーン」ギターサウンドの炸裂です。音を聞いても未だに、違いがよくわかりせん。ましてや、音の比較を今しているわけでないので、更にです。何曲か演奏されて、SUGIZOのギターもどうやら調子良さそうなので安心して聴くことが出来ました。言い出しっペとして、急に音が出なくなってらどうしようという思いが消え初めてきたのです。

そうなると次は、何時、水素燃料電池の話をSUGIZOがするのか?という事が気になり始めたのです。ボーカルではないので、しょっちゅう話すわけでもなく、ただ次か次かと心待ちにしていたと同時に、もしSUGIZOが水素エネルギーの話を会場でしなければ、僕はオオカミ少年になってしまうという思いを持ちつつ・・・。あー、終わってしまった。どうしよう、でもアンコールがあるはず。その時に話すのか、それとも忘れているのか、そもそも話す気がないのか、安倍総理にも報告してしまったし・・・。とにかく、あとは神頼みだ。

アンコールの拍手が響き、そしてアンコールが始まったのです。今度こそ、という思いで曲というより、曲と曲の狭間ばかりが気になり始めたのです。そして待ちに待ったSUGIZOの語りが始まったのです。「今日は水素の恩恵を受けまして、お届けしております。環境や地球によいエネルギーで最高のロックパフォーマンスができるように、これからも邁進してまいります」あー良かった、これが僕の思いです。そして、つめかけたファンからも大きな歓声が上がり、水素燃料電池コンサートは、水素社会への理解促進に必ずつながるという確信が持てたのです。今回のコンサートは、今後につながる。そして12月23日・24日に開催予定のさいたまスーパーアリーナでのLUNASEAコンサートは、更なる進化を遂げた「新・水素燃料電池コンサート」に仕上げてみたいと・・・。

SUGIZOのギターは、再エネ由来の水素でつくられた電気により全て奏でられたのです。そして「I For You 」という曲が水素燃料電池コンサートでSUGIZOが奏でた最も水素にふさわしい曲だったということを後日、本人から聞いて知ることになるのです。

⑧に続く。次回は「世界にたった1つの水素料理屋で!」

【参考サイト】
LUNASAE OFFICIAL WEBSITE
HOT EYES(HONDA)

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2017年6月24日 (土)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故⑥

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「記者会見始まる!途中で失礼します」
記者会見が始まった。先ずは、水素燃料電池コンサートが企画された経緯とその社会的意義についてをデロイト・トーマツコンサルティングから説明してもらいました。正にこのブログに書いていることの概略を説明したのです。

公務の為、参加できない山本公一環境大臣、世耕弘成経産大臣からのメッセージも届き、披露しました。

「水素は人類が手にした新たなエネルギーであり、これからの私たちの生活を支えるエネルギーの切り札として大変期待しております。とりわけ、気候変動の問題を考えたとき、2050年までに温室効果ガスを80%削減するという我が国の目標に向けては、エネルギーのあり方を含め、技術、経済社会、ライフスタイルのイノベーションが不可欠です。再生可能エネルギー等を活用した水素社会の実現を目指し環境省としても最大限の支援を行っているところですが、社会全体で取り組むことが求められる中、本コンサートは若い方々含めて大きな発信力を持つイベントとして時期を得たものであります。水素燃料電池コンサートの開催に当たりご尽力された方々に心から敬意を表しますとともに、コンサートがご盛大となり、水素社会に向けた気運がますます盛り上がりをみせていくことをご祈念申し上げ、私からのメッセージとさせて頂きます」環境大臣山本公一

「水素燃料電池コンサートの開催を心からお祝い申し上げます。水素は、日本そして世界におけるエネルギーの安定供給や二酸化炭素の排出の抑制に貢献する切り札として期待されています。今般のコンサートが水素に対する理解を深め、利用を一層進める契機となることを期待致します」経産大臣世耕弘成

次に僕が政策的背景やFCV研究会・水素委員会の提言書「H2(ハイドロゲン)ジャパン2017」に明記された広報啓発活動としての水素イベントの意義を話しました。そして、何より僕ら政治家がシンポジウムを全国で展開しようが、行政や学者が科学的・学術的に安全を説明しようが、国民にはなかなか伝わりません。水素社会を確立するには、国民理解無くしては成り立たないのです。だからこそ、水素燃料電池コンサートを世界的にも評価か高いLUNASEAのそしてSUGIZOのギターアンプでまずやってみる事、そのことに意味があると話したのです。

SUGIZOが次にマイクを持ち、静かに淡々と人間としての思い、そしてミュージシャンとしての思いを語り始めました。そして、何故、リスクを冒しても自分のギターアンプの電源を燃料電池車ホンダ・クラリティにしたいと思ったのかを語ったのです。僕はSUGIZOの語りを最後まで聞くことが出来ませんでした。

そして、SUGIZOの後は、トヨタとホンダがこのプロジェクトの支援について説明を行っています。トヨタにしてもホンダにしても、考えてもみなかったことにチャレンジする気持ちがあるから、FCVの開発、水素社会への投資を積極的に行っているのだろう。

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でも、僕はSUGIZOの会見途中で失礼し、会場の外に出たのです。大事な記者会見に何で途中退席なの・・・と思われるはずです。実は、安倍総理に水素エネルギー施策を取りまとめた提言書「H2(ハイドロゲン)ジャパン2017」を説明する時間と重なっていたのです。提言書には、水素燃料電池コンサートの件も書いてあるので、内容を説明し、理解を求めなくてはいけません。そして、今、正にSUGIZOを交えて記者会見をしているという情報も耳に入れたいと思ったのです。提言書の説明の最後に「世界で初めて、水素燃料電池コンサートをやります。今、LUNASAEのSUGIZOと記者会見を行っている最中です」と安倍総理は「おもしろいこと考えているね。先ずは、しっかりやってみて」とエールをくれました。総理の期待に答えるしかありません

安倍総理への申し入れを終えて、記者会見場に走ってもどりましたが、会見は終了していたのです。全員の話が終了した後に、質疑応答が活発に行われたと報告を受けました。SUGIZOは控室である僕の部屋に戻ったそうです。トヨタ、ホンダの関係者に挨拶を済ませ僕の部屋に戻り、着替えを終えたSUGIZOとしばらく話をしました。どんな質問があったのかと聞くと、電気による音の違いについて、何故水素を使おうと思ったのか、環境問題についての取り組みについて等を聞かれたという。

「Team Hydro」5月29日まで後5日、時は一刻一刻と過ぎ去っています。全ての思いを「世界初!」にぶつけていきたい。

⑦に続く。次回は「世界初!水素燃料電池コンサート、新たな歴史をつくる」

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2017年6月23日 (金)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故⑤

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「コンサートの記者会見を何で国会で?」
LUNASEAの武道館コンサートで、水素燃料電池を使い「世界初!水素燃料電池コンサート」を行うことが決まり、そして具体的にSUGIZOのギターアンプにホンダ・クラリティ、野外物販会場の照明をトヨタMIRAIで対応することになります。今回のLUNASEAコンサートはLUNASEAファンにしてみると、バースデーコンサートですが、水素関係者にしてみると世界初の水素燃料電池を利用したコンサートです。この取り組みを世の中にしっかりと伝えていきたい、その意義を理解してもらたい、地球環境問題を考えるきっかけにしてもらいたい、その為には記者会見を行う必要がるのでは・・・。

記者会見を行う旨をトヨタ、ホンダ、デロイト、SUGIZOに伝えると「何処でやるのか」という話になったのです。企業が一般的に記者会見を行う場合は、本社、経団連、経産省、ホテルなどです。政治家が記者会見を行う場合は、党本部、国会記者クラブなどです。ミュージシャンは、ホテルなどでの記者会見が一般的でしょう。今回は水素エネルギー先進国である日本の取り組みを海外にも発信する必要があると思って、外国人記者クラブで会見が出来ないか、打診してみたのです。暫くすると「NO」という返事が返ってきました。ごり押ししてお願いする程、レベルの低い無意味なイベントではないので、「なら、結構です」とあっさり引きました。

さて、どうしよう?政策的にはメインが環境省、経産省に関する施策なので、環境省が経産省の記者会見室を使うか。でも文科省や消防庁、内閣府も水素エネルギー政策に協力してもらっているので、どうしたものか・・・。そうだ、これは国全体に係る課題なのだから、衆議院の国際会議室(衆議院第一議員会館1階)で、記者会見を行おう、空き状況を確認すると候補日(5月24日)が空いているという。これで、場所が決まったのです。

次は、誰に記者会見の案内を出すのか?という課題です。トヨタもホンダもデロイトもSUGIZOも、そして僕も普段付き合っている記者が異なるのです。尚且つ、これは政治家が関わっているので政治部なのか、企業が参加しているから経済部なのか、音楽でミュージシャンが関わっているから文化部なのか、音楽雑誌の記者は、インターネットの記者はどうするか?整理もつかないので、それぞれが自分の付き合いのある出版社なり、新聞社なり、テレビ局なり、インターネット配信企業なりに案内をだすことにしたのです。

5月24日、記者会見当日となりました。SUGIZOはアーティストですから、着替え等の控室が必要です。と言っても、ここは国会で、ホテルではないので、姿見鏡や水わまり、冷蔵庫、クローゼットといったものが整っている部屋はありません。あるとすると、国会議員の部屋(議員会館)ということになります。SUGIZOには僕の部屋を使ってもらうことにしました。トヨタ、ホンダ、デロイトの皆さんには控室は無いので、打ち合わせをする部屋を1つとり、そこに集合してもらって、最終打ち合わせをすることにしたのです。

僕が会議で遅くなり、最終打ち合わせをほとんどせずに、国際会議室に移動することになってしまいました。皆、会見のプロだし、何とでもなるだろう・・・。

⑥に続く。次回は「記者会見始まる!途中で失礼します」

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2017年6月21日 (水)

牛1頭のふん尿でFCV10000km走るって!(鹿追町)

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家畜のふん尿はゴミなのか、エネルギー資源なのか?北海道鹿追町吉田町長の答えは「資源」だ。1年間で乳牛1頭が出すふん尿は23トン、これで80kg水素をつくることが出来ます。水素80kgでFCV(水素燃料電池自動車)は10000km走ります。これは自家用自動車の平均年間走行距離に匹敵するのです。牛1頭でFCV1台の年間燃料となるのです。

鹿追町は人口5500人、乳牛11500頭、肉牛11000頭、酪農・畜産で平成28年度生産額は167億円です。ここから年間30トンのふん尿が発生するのですが、今利用しているのは20万トン分、残りの10万トンは利用されていません。水素を更に多量に製造する能力があるのですが、町の人口規模からすると利活用に限界があるようです。各農家においてあるコンテナにふん尿を入れてもらい毎日引き取りに行き、鹿追町環境保全センターに運んでもらっています。

環境保全センターで、ふん尿からバイオガスをつくり、そしてメタンを取り出し、水蒸気改質で水素を製造しています。つくられた水素は併設されている水素ステーションに供給され、FCVや燃料電池フォークリフトに充填されています。他にも水素を純水素型燃料電池に取り込み空気と反応させて、電気を製造しています。水素燃料電池で作られた電気を利用して、キャビアを産み出す「蝶鮫」の養殖、マンゴーの実験栽培を行っているのです。蝶鮫は養殖を開始して、まだ日が浅いのでキャビアは採取できていません。約7年の歳月が必要とのこと。

環境保全センターの視察を終了し、意見交換会の場「びっくり寿司」というお店に移動しました。内陸部の町で、牛がたくさんいるとなればステーキか何かを食べるのかと思いきや寿司屋だってのです。予想に反し、コースで出てきたのは「蝶鮫コース」でした。キャビアとして卵を食べるのは理解していたけれど、蝶鮫そのものが食べれることは知りませんでした。しゃぶしゃぶ、てんぷら、お刺身、姿煮、軟骨揚げ、にぎり、皮の酢もの、蝶鮫は全てを食すことが出来るそうです。白身の魚のようで、淡白でもあるが、刺身になると脂がのっていて、正直、美味しかったです。

何年か前に、水素の視察で米国トヨタを訪問した際に、牧場の牛ふん尿で水素をつくり、FCVに充填して走るイメージ動画を見せてもらったのです。正に、北海道の鹿追町でそれが現実となり、新たな時代を迎えようとしています。新たな時代が始まるという実感を得た視察でした。

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2017年6月13日 (火)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故④

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「ハァ、電気によって音が違う・・・?」
日本武道館で開催予定のLUNASEAコンサートに、水素燃料電池からの電力供給としてトヨタMIRAI、ホンダクラリティを使うという提案を両社が受け入れてくれたのです。そうなると後は、実演による検証ということになります。実際にSUGIZOがギターを弾くわけですから、公園やグラウンド、駐車場というわけにはいきません。「Team Hydro」全員集合の場を都内のSスタジオに決定し伝達されました。

住宅街にあるSスタジオに朝から、MIRAI、クラリティを運び込み実演できる準備を整えたのです。トヨタ、ホンダ、LUNASEAコンサートスタッフ、デロイト「Team Hydro」のメンバーが、世界初!水素燃料電池コンサートの成功に向けて、正にキックオフを行った瞬間とも言えるのです。「Team Hydro」の残りのメンバー、SUGIZOと僕は準備が整ったころを見計らってSスタジオに到着しました。と言っても、SUGIZOは僕より先にスタジオ入りしていましたが。

MIRAI、クラリティに充填されている水素は、太陽光パネル由来の電気から電気分解されてつくられたCO2フリー水素です。この水素を空気中の酸素と燃料電池で化学反応させて電気をつくることになるのです。僕がスタジオに入ると準備万端となっていて、けれど「上手く良い音が出るのか?」とTeam Hydroは、何となく不安げな様子。僕は到着するとSUGIZOの控室に行き、水素エネルギーの理解促進策と水素燃料電池コンサートが音楽業界に与える影響などの話を済ませ、いよいよ実演ということになりました。

先ずはMIRAIそしてクラリティ、最後にスタジオのコンセントからの電源という順番で試してみることになったのです。MIRAIとクラリティの電気をアンプに供給するためには外部給電器が必要となります。今回の外部給電器は「HONDA POWER EXPORTER 9000」という器材を利用します。SUGIZOがギターをアンプにつなげ、いよいよ実演に入ります。僕らは壁沿いにある椅子に座り、音の鳴る瞬間を固唾をのんで待ったのです。いきなり「ジャジャーン」正にギターサウンドが頭から足先まで貫かれた感じを受けたのです。SUGIZOは暫くの間、演奏に集中して、音の一つ一つを確かめているようでした。ミュージシャンSUGIZOの本質的な姿はここにあったのです。

「音が跳ねるな。音が広がるな。深みが出てるな。全然クオリティーが出ないな。」MIRAI、クラリティ、そしてスタジオのコンセント電源と電気が変わる度に音の評価をしていました。SUGIZO「電気によって音が違う」、僕はホンダの技術者に「音の違いわかります?」、「わかるわけないです」こんな会話を繰り返しながら、じっと演奏を聴いてました。考えてみれば、バイオリンでもストラディバリウスとおもちゃのバイオリンの音の違いがわからないし、仏国の高級ワインとチリのリーズナブルなワインの味の違いもわからない。プロの音楽家は音の違いがわかるし、ソムリエは味の違いをわかる。音楽業界の人は、やはりその違いがわかっているようだ。

水素でつくられた電気は、壁からとる電気と違い、本当に良い音がでる。国によって電気が異なり、つくられた材料によっても電気は異なる。電気の違いで音が変わる。そして水素はレベルの高い音が奏でられる。SUGIZOはこう話した。そしてMIRAIはロンドンぽい音が出る。クラリティは西海岸ぽい音が出る。実際に電気の計測器の波長を見るとSUGIZOの言っている通りのデータが出ていて、正直、驚いた。今回の武道館コンサートのイメージは、クラリティによって表現できる。SUGIZOの出した結論によって、ギターアンプにはクラリティ、野外物販スペースの照明にMIRAIを使うことになったのです。ロンドン、西海岸???SUGIZOは子供のころに音楽の英才教育を受けたというが、僕は音符も読めない、この違いだ。

SUGIZOのギター演奏を聴きながら「Team Hydro」は、全員、日本武道館で奏でられるギターサウンド、そしてLUNASEAの音楽を思い浮かべ「成功させるぞ」という気持ちが、高まったに違いない。正に一体感。「Team Hydro」と共に世界初を目指します。

⑤に続く。次回は「コンサートの記者会見を何で国会で?」

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2017年6月10日 (土)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故③

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「関係者とりあえず集まってくれませんか?」
水素を使ったコンサート、やってみようじゃないか。
飲ミュニケーションの場で盛り上がり、一旦預かった身として、翌日、冷静に思い返せば、本当に大丈夫だろうか?でも、国民への広報啓発活動としては、とてつもなく大きな影響を与えることになるので、チャレンジしてみよう。酔った勢いでなく、冷静に判断したのです。

水素社会を促進する研究会民間事務局を努めるデロイト・トーマツ・コンサルティングの國分執行役員に連絡を入れ、日本武道館の電力キャパシティの調査を改めて依頼したのです。その上で、トヨタ自動車、ホンダ技研工業に水素燃料電池コンサートのコンセプトを伝え、協力してもらえないか聞いて欲しいと。可能性があるのなら、関係者でミーティングを開催しようと。僕から改めてSUGIZOにも本気かどうか確認するから。

SUGIZOは本気で、実務を担当する株式会社LUNASEAのSゼネラルマネージャーを紹介してきました。これでメンバーがそろい、トヨタ、ホンダ、デロイト、LUNASEA、そして福田峰之との打ち合わせが行える状況になったのです。日程調整を済ませ、僕の国会事務所に集まってもらいました。本当に可能なのか?飲ミュニケーションの場にいなかったトヨタ、ホンダの担当者にとっては、正に不可思議なことだったようです。

先ずは、僕から水素燃料電池コンサートの意味合いを伝え、改めて協力依頼を行ったのです。LUNASEAのSゼネラルマネージャーからは、逆にSUGIZOが是非ともやりたいと言っているので、協力をお願いするのは、自分たちの方だと。日本武道館の電気量と水素燃料電池で用意できる電気量、全体の中でどの部分で水素燃料電池で由来の電気を使うのか、話し合いを行ったのです。最も早いLUNASEAのコンサートは5月29日の日本武道館、そして12月にも予定があるとSゼネラルマネージャーから伝えられたのです。やってみようという気持ちが高まっているわけだし、5月のコンサートで出来る事を出来だけやろうと決心したのです。

そして、今回のコンサートではSUGIZOのギターアンプと野外店舗の電源に水素燃料電池で出来た電気を使うことにしました。その上での課題は、燃料電池自動車からつくった電気を日本武道館のステージまで届けるには長い電源ケーブルを経由することになるので、ギターアンプが機能するのか、音は大丈夫なのかというものでした。なら、実際同様の条件下でSUGIZOにギターを弾いてもらい実験しよう、その上で最終判断しようではないかと。SゼネラルマネージャーにSUGIZOのスケジュール確認依頼をして、デロイトの國分執行役員には全体の日程調整を依頼しました。そして、何よりも、トヨタ、ホンダに企画案を会社に持ち帰ってもらい、最終的に協力が可能なのかどうかを判断してもらいたいと伝えたのです。

自動車会社には想定もしていなかった利活用シーンの話なので、担当者にしてみると責任者にどのように伝えるか、知恵と工夫が必要だったことでしょう。最終結果は・・・。

④に続く。次回は「ハァ、電気によって音が違う・・・?」

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2017年6月 7日 (水)

え、イタリアからビットコイン取材?

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イタリア放送協会Rai のバルバラ・カルファーニャ記者がビットコイン取材で国会事務所に来訪です。仮想通貨の日本での広がりというテーマで「CODICE」という番組での7分間のレポートだそうです。

バルバラ:仮想通貨が法的に認められたことによる銀行制度に与えるインパクトは?
福田峰之:銀行制度とは規模が違うので影響を与えることはない。仮想通貨を過小評価する人は信頼性についての不安、過大評価する人は流通が多くなり経済が混乱するという。いずれも事実認識がずれている。

バルバラ:キャッシュレス社会の展望と日銀発行の仮想通貨の可能性は?
福田峰之:20%の非現金決済を10年で40%に引き上げる施策。発行主体がない故、仮想通貨。日銀が発行すると仮想通貨でなくなる。ブロックチェーンを使ったデジタルな「円」の発行は、将来的にはゼロではないが、現況ではないと思う。

バルバラ:マネロン対策は?
福田峰之:取引所を登録制、利用者には厳格な本人確認を法律で定めている。各国でも同様な法律が成立することを期待する。

バルバラ:政府、金融庁、業界団体との関係は?
福田峰之:政府・自民党、金融庁、業界団体3者協調して、利用拡大にあたっている。仮想通貨法の作成時も業界団体から丁寧なヒアリングを行っている。

バルバラ:仮想通貨の将来性は?
福田峰之:ブロックチェーンが社会課題の解決に利用され始めている。ビットコイン等の仮想通貨での利用、不動産登記データベース、物流トレサビリティなど今後、新たな経済を引き起こす可能性が十分ある。

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2017年6月 3日 (土)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故②

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「え、コンサートで水素」
政治家という職業に就いている人たちの特徴は「待てない」ということです。SUGIZOからの連絡を待つよりも、連絡先を調べてこっちからアクセスすることにしたのです。誰なら連絡先がわかるだろうと考えた結果、日本音楽制作者連盟の役員であるOさんに「連絡先を教えて」と電話しました。「わかった。ちょっと時間を」と言われ、数日待っているとSUGIZOから連絡が来て「連絡、遅くなりごめんなさい。水素エネルギー社会に貢献する気持ちは本当です」と。「もちろん、わかってる。食事会の設定をしたくて連絡取りたかっただけ。いつ頃なら大丈夫?」

水素エネルギー政策を議論している場は、政治家、官僚、企業、学者、多くの関係者で構成されています。正にその議論の場「FCVを中心とした水素社会実現を促進する研究会」は、こうした関係者との議論を通じて政策をつくっています。勉強会は、基本的に朝8時から行っていますが、もちろん、時に飲みながらの「飲ミュニケーション」も大切にしています。本気で水素社会実現をアーティストの立場で支援するというなら、まずは飲ミュニケーションの場にSUGIZOを呼んで、皆で意見交換をすることにしました。

年が明け平成29年2月、水素社会実現研究会事務局の新年会を兼ねて、研究会事務局長の福田峰之(政界)、資源エネルギー庁の担当官(官界)、研究会民間企業事務局のデロイトトーマツコンサルティング國分俊史執行役員(産業界)、九州大学副学長・水素エネルギー国際研究センター長佐々木一成教授(学界)、そしてSUGIZO(音楽界)で意見交換会を行ったのです。このメンバーは全員、本気で水素エネルギー社会を構築することを願い、行動している指折りの人たちです。

約3時間とにかく、水素の話のみで盛り上がり、あっという間の意見交換会となったのです。その時にSUGIZOから、コンサート会場で水素エネルギーが使えないか?コンサートホールは会場が持つ電気のキャパが少ないため電源車を連れてきている。その電源車は化石燃料を使って電気をつくるので、環境に良くないし、音がうるさいという騒音問題も抱えている、という。なら、水素燃料電池で電気を作ってコンサートに使用すれば、環境問題、騒音問題両方とも解決するし、水素社会の国民啓発にもつながると、全員が思いを一致させたのです。

小池ゆりこ現東京都知事が衆議院議員時代に、水素社会実現研究会を僕と一緒につくって、活動を始めて4年が経ちました。4年間で国家政策として優先順位は飛躍的に高まりました。でも、国民への啓発ということになると政策の進み具合と比べるとまだまだ高くありません。基盤としての水素エネルギー、インフラとして水素エネルギーという視点だけでは、限界があります。だからこそ、SUGIZOが水素燃料電池コンサートに協力してくれれば、僕らが100回シンポジウムを開催するより、はるかに効果があるはずです。

SUGIZOから、5月29日(月)に日本武道館でLUNASEAのコンサートがある、そこで何か出来ないか?と投げかけられたのです。参加者4名が顔を見合わせて「にゃ」としたことを今でも覚えています。このメンバーは「そんなこと出来るのか?」と疑問符を投げかける人は誰もいません。「やってみるか」としか考えないのです。それぞれのアイデアが頭の中でグルグルと回転し始めるのです。どうするか・・・。

僕が意見交換会の最後に「少し頭を整理して皆さんに連絡します。それと國分さん日本武道館の電気のキャパ調べておいてくれます!」夜遅く、全員が満足感を持って帰宅したのです。

③に続く。次回は「関係者とりあえず集まってくれません?」

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2017年6月 2日 (金)

第2回ふくだ峰之政策祭り~少子化なんて怖くない

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6時間連続討論、休みなし。「第2回ふくだ峰之政策祭り

~少子化なんて怖くない」を催します。急激な少子高齢化

社会の姿を見せる日本。少子化が怖いのではない。経済が

しぼむ事が怖いのです。先進国の中でも一人当たりの生産

性が低い日本。特に第1次産業と第3次産業の生産性を引

き上げる事が、経済のパイを広げる事につながります。G

DPを600兆円に、安倍政権の掲げる目標を実現するた

めに、ITデジタル社会に振り切る勇気が必要なのです。

ふくだ峰之が日頃取り組んでいる政策課題についてお伝え

します。

場 所:アートフォーラムあざみ野(青葉区あざみ野南1-17-3/あざみ野駅徒歩5分)
http://www.women.city.yokohama.jp/find-from-c/c-kita/
入 場:無料・好きな時間にお越し下さい
主 催:ふくだ峰之政策祭り実行委員会(0459316

600/08068757483/info-f@fuk

udamineyuki.com)

【テーマ①】 
10時~12時「青葉シェアエコタウンが目指す街づくり

~シェアリングエコノミーは地域をどう変えるか」
パネラー:般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務

局長 佐別当隆志/
株式会社DogHuggy 代表取締役 長塚翔吾/株式会社タスカジ 代表取締役 和田幸子

【テーマ②】
12時~14時「ルール形成戦略で再び世界で勝つ日本へ

~これからの国際競争のカギ・情報収集と交渉力」
パネラー:多摩大学 ルール形成戦略研究所 所長 國分

俊史

【テーマ③】
14時~16時「データ活用社会は何をもたらすのか~次のステップ・情報活用で経済のあり方が変わる」
パネラー:政策大学院大学 副学長 角南篤/一般社団法人日本ブロックチェーン協会 理事長 加納裕三

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