2017年6月24日 (土)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故⑥

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「記者会見始まる!途中で失礼します」
記者会見が始まった。先ずは、水素燃料電池コンサートが企画された経緯とその社会的意義についてをデロイト・トーマツコンサルティングから説明してもらいました。正にこのブログに書いていることの概略を説明したのです。

公務の為、参加できない山本公一環境大臣、世耕弘成経産大臣からのメッセージも届き、披露しました。

「水素は人類が手にした新たなエネルギーであり、これからの私たちの生活を支えるエネルギーの切り札として大変期待しております。とりわけ、気候変動の問題を考えたとき、2050年までに温室効果ガスを80%削減するという我が国の目標に向けては、エネルギーのあり方を含め、技術、経済社会、ライフスタイルのイノベーションが不可欠です。再生可能エネルギー等を活用した水素社会の実現を目指し環境省としても最大限の支援を行っているところですが、社会全体で取り組むことが求められる中、本コンサートは若い方々含めて大きな発信力を持つイベントとして時期を得たものであります。水素燃料電池コンサートの開催に当たりご尽力された方々に心から敬意を表しますとともに、コンサートがご盛大となり、水素社会に向けた気運がますます盛り上がりをみせていくことをご祈念申し上げ、私からのメッセージとさせて頂きます」環境大臣山本公一

「水素燃料電池コンサートの開催を心からお祝い申し上げます。水素は、日本そして世界におけるエネルギーの安定供給や二酸化炭素の排出の抑制に貢献する切り札として期待されています。今般のコンサートが水素に対する理解を深め、利用を一層進める契機となることを期待致します」経産大臣世耕弘成

次に僕が政策的背景やFCV研究会・水素委員会の提言書「H2(ハイドロゲン)ジャパン2017」に明記された広報啓発活動としての水素イベントの意義を話しました。そして、何より僕ら政治家がシンポジウムを全国で展開しようが、行政や学者が科学的・学術的に安全を説明しようが、国民にはなかなか伝わりません。水素社会を確立するには、国民理解無くしては成り立たないのです。だからこそ、水素燃料電池コンサートを世界的にも評価か高いLUNASEAのそしてSUGIZOのギターアンプでまずやってみる事、そのことに意味があると話したのです。

SUGIZOが次にマイクを持ち、静かに淡々と人間としての思い、そしてミュージシャンとしての思いを語り始めました。そして、何故、リスクを冒しても自分のギターアンプの電源を燃料電池車ホンダ・クラリティにしたいと思ったのかを語ったのです。僕はSUGIZOの語りを最後まで聞くことが出来ませんでした。

そして、SUGIZOの後は、トヨタとホンダがこのプロジェクトの支援について説明を行っています。トヨタにしてもホンダにしても、考えてもみなかったことにチャレンジする気持ちがあるから、FCVの開発、水素社会への投資を積極的に行っているのだろう。

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でも、僕はSUGIZOの会見途中で失礼し、会場の外に出たのです。大事な記者会見に何で途中退席なの・・・と思われるはずです。実は、安倍総理に水素エネルギー施策を取りまとめた提言書「H2(ハイドロゲン)ジャパン2017」を説明する時間と重なっていたのです。提言書には、水素燃料電池コンサートの件も書いてあるので、内容を説明し、理解を求めなくてはいけません。そして、今、正にSUGIZOを交えて記者会見をしているという情報も耳に入れたいと思ったのです。提言書の説明の最後に「世界で初めて、水素燃料電池コンサートをやります。今、LUNASAEのSUGIZOと記者会見を行っている最中です」と安倍総理は「おもしろいこと考えているね。先ずは、しっかりやってみて」とエールをくれました。総理の期待に答えるしかありません

安倍総理への申し入れを終えて、記者会見場に走ってもどりましたが、会見は終了していたのです。全員の話が終了した後に、質疑応答が活発に行われたと報告を受けました。SUGIZOは控室である僕の部屋に戻ったそうです。トヨタ、ホンダの関係者に挨拶を済ませ僕の部屋に戻り、着替えを終えたSUGIZOとしばらく話をしました。どんな質問があったのかと聞くと、電気による音の違いについて、何故水素を使おうと思ったのか、環境問題についての取り組みについて等を聞かれたという。

「Team Hydro」5月29日まで後5日、時は一刻一刻と過ぎ去っています。全ての思いを「世界初!」にぶつけていきたい。

⑦に続く。次回は「世界初!水素燃料電池コンサート、新たな歴史をつくる」

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2017年6月23日 (金)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故⑤

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「コンサートの記者会見を何で国会で?」
LUNASEAの武道館コンサートで、水素燃料電池を使い「世界初!水素燃料電池コンサート」を行うことが決まり、そして具体的にSUGIZOのギターアンプにホンダ・クラリティ、野外物販会場の照明をトヨタMIRAIで対応することになります。今回のLUNASEAコンサートはLUNASEAファンにしてみると、バースデーコンサートですが、水素関係者にしてみると世界初の水素燃料電池を利用したコンサートです。この取り組みを世の中にしっかりと伝えていきたい、その意義を理解してもらたい、地球環境問題を考えるきっかけにしてもらいたい、その為には記者会見を行う必要がるのでは・・・。

記者会見を行う旨をトヨタ、ホンダ、デロイト、SUGIZOに伝えると「何処でやるのか」という話になったのです。企業が一般的に記者会見を行う場合は、本社、経団連、経産省、ホテルなどです。政治家が記者会見を行う場合は、党本部、国会記者クラブなどです。ミュージシャンは、ホテルなどでの記者会見が一般的でしょう。今回は水素エネルギー先進国である日本の取り組みを海外にも発信する必要があると思って、外国人記者クラブで会見が出来ないか、打診してみたのです。暫くすると「NO」という返事が返ってきました。ごり押ししてお願いする程、レベルの低い無意味なイベントではないので、「なら、結構です」とあっさり引きました。

さて、どうしよう?政策的にはメインが環境省、経産省に関する施策なので、環境省が経産省の記者会見室を使うか。でも文科省や消防庁、内閣府も水素エネルギー政策に協力してもらっているので、どうしたものか・・・。そうだ、これは国全体に係る課題なのだから、衆議院の国際会議室(衆議院第一議員会館1階)で、記者会見を行おう、空き状況を確認すると候補日(5月24日)が空いているという。これで、場所が決まったのです。

次は、誰に記者会見の案内を出すのか?という課題です。トヨタもホンダもデロイトもSUGIZOも、そして僕も普段付き合っている記者が異なるのです。尚且つ、これは政治家が関わっているので政治部なのか、企業が参加しているから経済部なのか、音楽でミュージシャンが関わっているから文化部なのか、音楽雑誌の記者は、インターネットの記者はどうするか?整理もつかないので、それぞれが自分の付き合いのある出版社なり、新聞社なり、テレビ局なり、インターネット配信企業なりに案内をだすことにしたのです。

5月24日、記者会見当日となりました。SUGIZOはアーティストですから、着替え等の控室が必要です。と言っても、ここは国会で、ホテルではないので、姿見鏡や水わまり、冷蔵庫、クローゼットといったものが整っている部屋はありません。あるとすると、国会議員の部屋(議員会館)ということになります。SUGIZOには僕の部屋を使ってもらうことにしました。トヨタ、ホンダ、デロイトの皆さんには控室は無いので、打ち合わせをする部屋を1つとり、そこに集合してもらって、最終打ち合わせをすることにしたのです。

僕が会議で遅くなり、最終打ち合わせをほとんどせずに、国際会議室に移動することになってしまいました。皆、会見のプロだし、何とでもなるだろう・・・。

⑥に続く。次回は「記者会見始まる!途中で失礼します」

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2017年6月21日 (水)

牛1頭のふん尿でFCV10000km走るって!(鹿追町)

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家畜のふん尿はゴミなのか、エネルギー資源なのか?北海道鹿追町吉田町長の答えは「資源」だ。1年間で乳牛1頭が出すふん尿は23トン、これで80kg水素をつくることが出来ます。水素80kgでFCV(水素燃料電池自動車)は10000km走ります。これは自家用自動車の平均年間走行距離に匹敵するのです。牛1頭でFCV1台の年間燃料となるのです。

鹿追町は人口5500人、乳牛11500頭、肉牛11000頭、酪農・畜産で平成28年度生産額は167億円です。ここから年間30トンのふん尿が発生するのですが、今利用しているのは20万トン分、残りの10万トンは利用されていません。水素を更に多量に製造する能力があるのですが、町の人口規模からすると利活用に限界があるようです。各農家においてあるコンテナにふん尿を入れてもらい毎日引き取りに行き、鹿追町環境保全センターに運んでもらっています。

環境保全センターで、ふん尿からバイオガスをつくり、そしてメタンを取り出し、水蒸気改質で水素を製造しています。つくられた水素は併設されている水素ステーションに供給され、FCVや燃料電池フォークリフトに充填されています。他にも水素を純水素型燃料電池に取り込み空気と反応させて、電気を製造しています。水素燃料電池で作られた電気を利用して、キャビアを産み出す「蝶鮫」の養殖、マンゴーの実験栽培を行っているのです。蝶鮫は養殖を開始して、まだ日が浅いのでキャビアは採取できていません。約7年の歳月が必要とのこと。

環境保全センターの視察を終了し、意見交換会の場「びっくり寿司」というお店に移動しました。内陸部の町で、牛がたくさんいるとなればステーキか何かを食べるのかと思いきや寿司屋だってのです。予想に反し、コースで出てきたのは「蝶鮫コース」でした。キャビアとして卵を食べるのは理解していたけれど、蝶鮫そのものが食べれることは知りませんでした。しゃぶしゃぶ、てんぷら、お刺身、姿煮、軟骨揚げ、にぎり、皮の酢もの、蝶鮫は全てを食すことが出来るそうです。白身の魚のようで、淡白でもあるが、刺身になると脂がのっていて、正直、美味しかったです。

何年か前に、水素の視察で米国トヨタを訪問した際に、牧場の牛ふん尿で水素をつくり、FCVに充填して走るイメージ動画を見せてもらったのです。正に、北海道の鹿追町でそれが現実となり、新たな時代を迎えようとしています。新たな時代が始まるという実感を得た視察でした。

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2017年6月13日 (火)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故④

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「ハァ、電気によって音が違う・・・?」
日本武道館で開催予定のLUNASEAコンサートに、水素燃料電池からの電力供給としてトヨタMIRAI、ホンダクラリティを使うという提案を両社が受け入れてくれたのです。そうなると後は、実演による検証ということになります。実際にSUGIZOがギターを弾くわけですから、公園やグラウンド、駐車場というわけにはいきません。「Team Hydro」全員集合の場を都内のSスタジオに決定し伝達されました。

住宅街にあるSスタジオに朝から、MIRAI、クラリティを運び込み実演できる準備を整えたのです。トヨタ、ホンダ、LUNASEAコンサートスタッフ、デロイト「Team Hydro」のメンバーが、世界初!水素燃料電池コンサートの成功に向けて、正にキックオフを行った瞬間とも言えるのです。「Team Hydro」の残りのメンバー、SUGIZOと僕は準備が整ったころを見計らってSスタジオに到着しました。と言っても、SUGIZOは僕より先にスタジオ入りしていましたが。

MIRAI、クラリティに充填されている水素は、太陽光パネル由来の電気から電気分解されてつくられたCO2フリー水素です。この水素を空気中の酸素と燃料電池で化学反応させて電気をつくることになるのです。僕がスタジオに入ると準備万端となっていて、けれど「上手く良い音が出るのか?」とTeam Hydroは、何となく不安げな様子。僕は到着するとSUGIZOの控室に行き、水素エネルギーの理解促進策と水素燃料電池コンサートが音楽業界に与える影響などの話を済ませ、いよいよ実演ということになりました。

先ずはMIRAIそしてクラリティ、最後にスタジオのコンセントからの電源という順番で試してみることになったのです。MIRAIとクラリティの電気をアンプに供給するためには外部給電器が必要となります。今回の外部給電器は「HONDA POWER EXPORTER 9000」という器材を利用します。SUGIZOがギターをアンプにつなげ、いよいよ実演に入ります。僕らは壁沿いにある椅子に座り、音の鳴る瞬間を固唾をのんで待ったのです。いきなり「ジャジャーン」正にギターサウンドが頭から足先まで貫かれた感じを受けたのです。SUGIZOは暫くの間、演奏に集中して、音の一つ一つを確かめているようでした。ミュージシャンSUGIZOの本質的な姿はここにあったのです。

「音が跳ねるな。音が広がるな。深みが出てるな。全然クオリティーが出ないな。」MIRAI、クラリティ、そしてスタジオのコンセント電源と電気が変わる度に音の評価をしていました。SUGIZO「電気によって音が違う」、僕はホンダの技術者に「音の違いわかります?」、「わかるわけないです」こんな会話を繰り返しながら、じっと演奏を聴いてました。考えてみれば、バイオリンでもストラディバリウスとおもちゃのバイオリンの音の違いがわからないし、仏国の高級ワインとチリのリーズナブルなワインの味の違いもわからない。プロの音楽家は音の違いがわかるし、ソムリエは味の違いをわかる。音楽業界の人は、やはりその違いがわかっているようだ。

水素でつくられた電気は、壁からとる電気と違い、本当に良い音がでる。国によって電気が異なり、つくられた材料によっても電気は異なる。電気の違いで音が変わる。そして水素はレベルの高い音が奏でられる。SUGIZOはこう話した。そしてMIRAIはロンドンぽい音が出る。クラリティは西海岸ぽい音が出る。実際に電気の計測器の波長を見るとSUGIZOの言っている通りのデータが出ていて、正直、驚いた。今回の武道館コンサートのイメージは、クラリティによって表現できる。SUGIZOの出した結論によって、ギターアンプにはクラリティ、野外物販スペースの照明にMIRAIを使うことになったのです。ロンドン、西海岸???SUGIZOは子供のころに音楽の英才教育を受けたというが、僕は音符も読めない、この違いだ。

SUGIZOのギター演奏を聴きながら「Team Hydro」は、全員、日本武道館で奏でられるギターサウンド、そしてLUNASEAの音楽を思い浮かべ「成功させるぞ」という気持ちが、高まったに違いない。正に一体感。「Team Hydro」と共に世界初を目指します。

⑤に続く。次回は「コンサートの記者会見を何で国会で?」

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2017年6月10日 (土)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故③

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「関係者とりあえず集まってくれませんか?」
水素を使ったコンサート、やってみようじゃないか。
飲ミュニケーションの場で盛り上がり、一旦預かった身として、翌日、冷静に思い返せば、本当に大丈夫だろうか?でも、国民への広報啓発活動としては、とてつもなく大きな影響を与えることになるので、チャレンジしてみよう。酔った勢いでなく、冷静に判断したのです。

水素社会を促進する研究会民間事務局を努めるデロイト・トーマツ・コンサルティングの國分執行役員に連絡を入れ、日本武道館の電力キャパシティの調査を改めて依頼したのです。その上で、トヨタ自動車、ホンダ技研工業に水素燃料電池コンサートのコンセプトを伝え、協力してもらえないか聞いて欲しいと。可能性があるのなら、関係者でミーティングを開催しようと。僕から改めてSUGIZOにも本気かどうか確認するから。

SUGIZOは本気で、実務を担当する株式会社LUNASEAのSゼネラルマネージャーを紹介してきました。これでメンバーがそろい、トヨタ、ホンダ、デロイト、LUNASEA、そして福田峰之との打ち合わせが行える状況になったのです。日程調整を済ませ、僕の国会事務所に集まってもらいました。本当に可能なのか?飲ミュニケーションの場にいなかったトヨタ、ホンダの担当者にとっては、正に不可思議なことだったようです。

先ずは、僕から水素燃料電池コンサートの意味合いを伝え、改めて協力依頼を行ったのです。LUNASEAのSゼネラルマネージャーからは、逆にSUGIZOが是非ともやりたいと言っているので、協力をお願いするのは、自分たちの方だと。日本武道館の電気量と水素燃料電池で用意できる電気量、全体の中でどの部分で水素燃料電池で由来の電気を使うのか、話し合いを行ったのです。最も早いLUNASEAのコンサートは5月29日の日本武道館、そして12月にも予定があるとSゼネラルマネージャーから伝えられたのです。やってみようという気持ちが高まっているわけだし、5月のコンサートで出来る事を出来だけやろうと決心したのです。

そして、今回のコンサートではSUGIZOのギターアンプと野外店舗の電源に水素燃料電池で出来た電気を使うことにしました。その上での課題は、燃料電池自動車からつくった電気を日本武道館のステージまで届けるには長い電源ケーブルを経由することになるので、ギターアンプが機能するのか、音は大丈夫なのかというものでした。なら、実際同様の条件下でSUGIZOにギターを弾いてもらい実験しよう、その上で最終判断しようではないかと。SゼネラルマネージャーにSUGIZOのスケジュール確認依頼をして、デロイトの國分執行役員には全体の日程調整を依頼しました。そして、何よりも、トヨタ、ホンダに企画案を会社に持ち帰ってもらい、最終的に協力が可能なのかどうかを判断してもらいたいと伝えたのです。

自動車会社には想定もしていなかった利活用シーンの話なので、担当者にしてみると責任者にどのように伝えるか、知恵と工夫が必要だったことでしょう。最終結果は・・・。

④に続く。次回は「ハァ、電気によって音が違う・・・?」

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2017年6月 7日 (水)

え、イタリアからビットコイン取材?

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イタリア放送協会Rai のバルバラ・カルファーニャ記者がビットコイン取材で国会事務所に来訪です。仮想通貨の日本での広がりというテーマで「CODICE」という番組での7分間のレポートだそうです。

バルバラ:仮想通貨が法的に認められたことによる銀行制度に与えるインパクトは?
福田峰之:銀行制度とは規模が違うので影響を与えることはない。仮想通貨を過小評価する人は信頼性についての不安、過大評価する人は流通が多くなり経済が混乱するという。いずれも事実認識がずれている。

バルバラ:キャッシュレス社会の展望と日銀発行の仮想通貨の可能性は?
福田峰之:20%の非現金決済を10年で40%に引き上げる施策。発行主体がない故、仮想通貨。日銀が発行すると仮想通貨でなくなる。ブロックチェーンを使ったデジタルな「円」の発行は、将来的にはゼロではないが、現況ではないと思う。

バルバラ:マネロン対策は?
福田峰之:取引所を登録制、利用者には厳格な本人確認を法律で定めている。各国でも同様な法律が成立することを期待する。

バルバラ:政府、金融庁、業界団体との関係は?
福田峰之:政府・自民党、金融庁、業界団体3者協調して、利用拡大にあたっている。仮想通貨法の作成時も業界団体から丁寧なヒアリングを行っている。

バルバラ:仮想通貨の将来性は?
福田峰之:ブロックチェーンが社会課題の解決に利用され始めている。ビットコイン等の仮想通貨での利用、不動産登記データベース、物流トレサビリティなど今後、新たな経済を引き起こす可能性が十分ある。

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2017年6月 3日 (土)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故②

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「え、コンサートで水素」
政治家という職業に就いている人たちの特徴は「待てない」ということです。SUGIZOからの連絡を待つよりも、連絡先を調べてこっちからアクセスすることにしたのです。誰なら連絡先がわかるだろうと考えた結果、日本音楽制作者連盟の役員であるOさんに「連絡先を教えて」と電話しました。「わかった。ちょっと時間を」と言われ、数日待っているとSUGIZOから連絡が来て「連絡、遅くなりごめんなさい。水素エネルギー社会に貢献する気持ちは本当です」と。「もちろん、わかってる。食事会の設定をしたくて連絡取りたかっただけ。いつ頃なら大丈夫?」

水素エネルギー政策を議論している場は、政治家、官僚、企業、学者、多くの関係者で構成されています。正にその議論の場「FCVを中心とした水素社会実現を促進する研究会」は、こうした関係者との議論を通じて政策をつくっています。勉強会は、基本的に朝8時から行っていますが、もちろん、時に飲みながらの「飲ミュニケーション」も大切にしています。本気で水素社会実現をアーティストの立場で支援するというなら、まずは飲ミュニケーションの場にSUGIZOを呼んで、皆で意見交換をすることにしました。

年が明け平成29年2月、水素社会実現研究会事務局の新年会を兼ねて、研究会事務局長の福田峰之(政界)、資源エネルギー庁の担当官(官界)、研究会民間企業事務局のデロイトトーマツコンサルティング國分俊史執行役員(産業界)、九州大学副学長・水素エネルギー国際研究センター長佐々木一成教授(学界)、そしてSUGIZO(音楽界)で意見交換会を行ったのです。このメンバーは全員、本気で水素エネルギー社会を構築することを願い、行動している指折りの人たちです。

約3時間とにかく、水素の話のみで盛り上がり、あっという間の意見交換会となったのです。その時にSUGIZOから、コンサート会場で水素エネルギーが使えないか?コンサートホールは会場が持つ電気のキャパが少ないため電源車を連れてきている。その電源車は化石燃料を使って電気をつくるので、環境に良くないし、音がうるさいという騒音問題も抱えている、という。なら、水素燃料電池で電気を作ってコンサートに使用すれば、環境問題、騒音問題両方とも解決するし、水素社会の国民啓発にもつながると、全員が思いを一致させたのです。

小池ゆりこ現東京都知事が衆議院議員時代に、水素社会実現研究会を僕と一緒につくって、活動を始めて4年が経ちました。4年間で国家政策として優先順位は飛躍的に高まりました。でも、国民への啓発ということになると政策の進み具合と比べるとまだまだ高くありません。基盤としての水素エネルギー、インフラとして水素エネルギーという視点だけでは、限界があります。だからこそ、SUGIZOが水素燃料電池コンサートに協力してくれれば、僕らが100回シンポジウムを開催するより、はるかに効果があるはずです。

SUGIZOから、5月29日(月)に日本武道館でLUNASEAのコンサートがある、そこで何か出来ないか?と投げかけられたのです。参加者4名が顔を見合わせて「にゃ」としたことを今でも覚えています。このメンバーは「そんなこと出来るのか?」と疑問符を投げかける人は誰もいません。「やってみるか」としか考えないのです。それぞれのアイデアが頭の中でグルグルと回転し始めるのです。どうするか・・・。

僕が意見交換会の最後に「少し頭を整理して皆さんに連絡します。それと國分さん日本武道館の電気のキャパ調べておいてくれます!」夜遅く、全員が満足感を持って帰宅したのです。

③に続く。次回は「関係者とりあえず集まってくれません?」

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2017年6月 2日 (金)

第2回ふくだ峰之政策祭り~少子化なんて怖くない

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6時間連続討論、休みなし。「第2回ふくだ峰之政策祭り

~少子化なんて怖くない」を催します。急激な少子高齢化

社会の姿を見せる日本。少子化が怖いのではない。経済が

しぼむ事が怖いのです。先進国の中でも一人当たりの生産

性が低い日本。特に第1次産業と第3次産業の生産性を引

き上げる事が、経済のパイを広げる事につながります。G

DPを600兆円に、安倍政権の掲げる目標を実現するた

めに、ITデジタル社会に振り切る勇気が必要なのです。

ふくだ峰之が日頃取り組んでいる政策課題についてお伝え

します。

場 所:アートフォーラムあざみ野(青葉区あざみ野南1-17-3/あざみ野駅徒歩5分)
http://www.women.city.yokohama.jp/find-from-c/c-kita/
入 場:無料・好きな時間にお越し下さい
主 催:ふくだ峰之政策祭り実行委員会(0459316

600/08068757483/info-f@fuk

udamineyuki.com)

【テーマ①】 
10時~12時「青葉シェアエコタウンが目指す街づくり

~シェアリングエコノミーは地域をどう変えるか」
パネラー:般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務

局長 佐別当隆志/
株式会社DogHuggy 代表取締役 長塚翔吾/株式会社タスカジ 代表取締役 和田幸子

【テーマ②】
12時~14時「ルール形成戦略で再び世界で勝つ日本へ

~これからの国際競争のカギ・情報収集と交渉力」
パネラー:多摩大学 ルール形成戦略研究所 所長 國分

俊史

【テーマ③】
14時~16時「データ活用社会は何をもたらすのか~次のステップ・情報活用で経済のあり方が変わる」
パネラー:政策大学院大学 副学長 角南篤/一般社団法人日本ブロックチェーン協会 理事長 加納裕三

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2017年5月31日 (水)

世界初!水素燃料電池 LUNASEAコンサートが何故①

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慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科中村伊知哉教授から、ある日メールが届いたのです。そこには、慶応大学でコンテンツの海外展開に関するイベントがあるので、パネラーになって欲しいというものでした。

僕は自民党的財産戦略調査会コンテンツ小委員会事務局長を務めていて、中村伊知哉教授とは時に、コンテンツの中身の話、コンテンツの輸出の話、デジタルアーカイブの話、オンラインゲームの話等、意見交換を良くしているし、一緒に飲み会にも参加する。その中村教授からの依頼であれば、もちろん「Yes」以外に回答はありませんでした。

他のパネラーは誰かというと一人は、自民党議員の先輩である伊藤達也衆議院議員(元金融相)、そしてもう一人が、LUNASEAやX-JAPANのギターリストであるSUGIZOだった。バンドに詳しくない僕でも、流石にSUGIZOの名前は知ってる。世界で評価される数少ない日本のバンドのギターリストであれば、コンテンツの世界展開に意見を持ち合わせているのだろうと。そして、パネラーのことを知らないとディスカッションにならないので、SUGIZOの事を調べてみたのです。

神奈川県秦野市出身。えー、秘書時代に回っていた地区だ。秦野市長選挙に駆り出された事もあったし、陣屋での宴会にも参加した。人は不思議なもので、街を知ってる事により何となく、SUGIZOを近いものを感じたのです。そして、LUNASEAのメンバーも神奈川県出身者ばかりなのです。そうこうしているうちに、シンポジウムの当日となり、慶応大学に訪ねて行く事になりました。車での移動中、パネラーのプロフィールを改めて確認して、テーマ  での論点を自分なりにまとめ、準備万端です。

慶応大学に着くと控え室に通されて、コーヒーブレイク。打ち合わせまでの時間を過ごすことになります。打ち合わせ時間となり、別室に行くと中村教授がいて、二人で話しているとSUGIZOが入ってきました。初めましてと挨拶を済ませ椅子に座るとSUGIZOから「福田さんに会ってみたかったんです」と言われ、この人何を言ってるのか?僕は地元ではそれなりに知られているけれど、全国的な有名人でもないし、もしかして僕の選挙区、横浜市青葉区、緑区の住民なのか?それなら嬉しいことだと。「福田さん、水素のことやってるんですよね?。僕も水素エネルギー社会に賛同しているんです」。なるほど、だから僕のこと知っていたんだ。水素の世界では少し有名な政治家で、水素エネルギー社会を構築することをライフワークとしているので。それからしばらく、コンテンツの打ち合わせはそっちのけで、水素の話で僕らは夢中になっていました。

シンポジウムの開始時間となり、打ち合わせは思うように進んでいたとは言い難い状況で舞台に登壇することになってしまいました。テーマはコンテンツの海外輸出、中村教授にナビゲートされながら、話は進んでいきます。SUGIZOの話で覚えているのは、海外に出て行くために音楽を変えたわけではなく、結果として評価がついてきているだけだ、ということ。確かに海外にミュージシャンが出ていくに際して、ローカライズを繰り返せば自分のオリジナルは無くなってしまう。それでは、飽きられてしまう。ゲームや漫画とは類が異なるということだ。そして、話は時々脱線する。SUGIZOの話はコンテンツから環境問題に広がっていたし、僕も水素関連のインフラ輸出の話もした。日本経済のために何をしていくべきか、コンテンツの海外輸出もその1つなのです。

あっという間のシンポジウム。終了し舞台を降り、控室への道すがらSUGIZOとまたまた水素の話で盛り上がる。驚いたのは3年前に僕らがつくった「水素・燃料電池ロードマップ」という2040年までの水素社会への道筋を示した政府の文章を知っていたこと、そして読んでいたこと。わずかな時間であったけれどSUGIZOが本気で水素エネルギー社会を望んでいることを確認できました。僕にとっては、ライフワークで取り組んでる政策課題であるので、本気かどうかは直ぐにわかります。そして、帰り際に「水素政策に係るメインどころの人たちとの食事会に参加する?」と言うと、SUGIZOは即座に「是非とも参加したい」と返してきたのです。「なら誘います。水素社会実現にアーティストして協力して欲しい」と言って別れたのです。

別れて車に乗り、地元横浜に向かって走り出した時、しまった名刺交換もしていないし、連絡先も聞いてなかったことに気づいたのです。でも、連絡先は何とか調べられるだろう。逆に向こうから、僕のHPを見て連絡をくれるかもしれないと横浜に戻ったのです。

②に続く。次回は「え、コンサートで水素?」

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2017年5月24日 (水)

日本のIT政策の根源「デジタルニッポン2017」発表

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これからの日本社会はどうあるべきなのか、IT国家として生きる道筋を1年間の議論を通じて取りまとめさせて頂きました。それが「デジタルニッポン2017~Data Nation 迷わず前へ」です。5月23日(火)の自民党カフェスタで中身についてを世の中に公開しました。あるべき将来の姿を定めて、その為に今何をしていくべきなのかという視点で捉え、デジタルを意識しないデジタル社会にたどり着きたいと考えています。多くの方々に読んでいただき、意見を聞かせてもらいたいと思います。

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